通り過ぎる町、中山町🌻

自虐的なキャッチコピーに

町役場職員担当者のセンスの良さを感じてしまう。

確かに

何もない。中山町

商店街?名物?名所?

小さなものは当然あるけれど地味。

 

かつて紅花の商で一世を風靡した豪商柏倉家は中山町にある。

中山町柏倉家

 

貧乏農家の若い娘たちが、朝早くに 棘の鋭い 紅花の花びらを摘む。

その紅のような血を🩸指先に滴らせながら。

京の金持ち娘や薄幸の娼婦たちの唇を染めた

紅の色は、貧しい山形の娘たちの血に色だ。

自分の唇に塗ることは一切なかった紅。

そして高級な紅花染の着物も絶対に身に付けることはなかった。

 

実際に染色用紅花を摘んだことがあるが、とても素手ではさわれない。

観賞用の紅花は棘がほぼ気にならない。

 

紅花というと山形県の花として定着しているが

そんな貧農娘たちの負のイメージは、現在の商売には邪魔なので

表にはなかなかでない。

 

わたしたち日本のこの便利な暮らしにも世界のどこかのバックヤード

があるはずなのに、、、正直考えたくない。

じゃあ、書くな!っていう話だ。

 

京へ紅花を運び、帰路の舟に雅な雛人形を積んで帰ってきたのだろう。

山形はひな祭りが盛んだ。

もちろん観光、町おこし。

 

女の子の祭りは、お雛様。やはり結婚がいちばんの関心事。

いつまでこの考えが続くのかな。

 

さあ、今日も画像掲載ができないから、文が長いぞ。