お茶碗を買う

プレゼント🎁を買いに

山形市平清水、青龍窯に出かけた。

40年ほど前に5年ほど住んでいたのだが

引っ越して以来あまりいくことは無くなった。

 

焼き物の里として有名で

当時は窯が五、六ヶ所あったような。

山からの清流が流れて、蛍も見ることができたような。

出かける時に

外に出たら、目の前にカモシカがいてびっくりしたこともあった。

裏山にはカタクリの花がひっそりと咲く

いいところだった。

 

文右衛門窯、七右エ門窯、雷神窯、平吉窯、天択窯、青龍窯

現地に今もあるのは、七右エ門と青龍の2つのみ。

七右エ門さんは建物もリニューアルし、観光や体験に特化したようだ。

青龍窯さんは作家一点もののまさに大御所の工芸品という感じで

差別化が。

雷神窯は関東の方へ移られご活躍とのこと。

 

今は訪れる人も減ったのか、手入れはされていない店舗周り。

ネット販売が主流なのだろうか。

昔は焼き物好きが訪れ散策する焼き物の里のイメージだったが。

こう言っては何だが、

バブル時代、結婚式の引き物や、誰かへの記念品は、

焼きものや銅製品が主流。

実家にも、平清水焼きと銅町の鋳物が売るほどあった。

実家の遺品整理で、売るほど出てきた

平清水やきと銅製品を、まさに、メルカリで売りまくった。

かなりお安く。

収益は解体費用に消えた。

好きな人にはたまらないんだろうな。

あっという間に売れた。

 

青龍窯の作品はかなり美しいし、品がいい。

たくさん実家にあったし、買えばかなり高価なものだったろう。

しかし、自分で使う気にならなかったのは

滑りやすくて重くて自然と指に力が入ってしまうから。

何となく緊張感があって敬遠してきた。

今回の茶碗は、この夏に訪れた天童のカフェで

コーヒーは入っていたものと似たもの。⬆️

同じ形ものは個人には販売できないとのこと。

土感のざらつきと、マットなたれ感がコラボしたもので

持ちやすい。

一点ものなので、一生使ってもらうにはいいギフトだと思い

購入した。

わたしでさえ、ちょっとお高いコーヒーを豆を挽いて

いただくときは、紙コップには注がない。

コーヒーと器があっての

落ち着く時間だろうから。

末長く愛用いただければありがたい。🎁