食器を買う

突然、インスタントラーメンが食べたくなった。

マルちゃん正麺醤油味。

しかも、おしゃれモダンスタイルどんぶりに入れて。

ネットやイオンなどを探し回り

相場は、ひとつ千円前後。

一つでは寂しいから2つ買った。

どんぶり探しの時、ニトリに行ったら

パスタ用皿に感激した。

そういえばもう、

うちからカレー皿なるものが無くなって久しい。

売り払った。

これなら、最近ハマっているロールキャベツを

よそうのに最適だ。

699円、2枚買った。

 

これらを買う前に、食器棚を空けなければならない。

もう使わない処分しようと梱包しておいた📦

食器を開いた。

以前に買い取ってもらった、リサイクルショップへGO

入店するなり、箱がないと買取できなくなった、

とあっさり言われた。

2年前は単品でも買い取ってくれたのに

もう、そういうご時世か。

致し方ない。マルシェで

格安で売ってみよう。

箱は、PPバンドで作って入れれば見た目で売れるかも。

どうしても捨てられない。

 

うちの食器の8割は実家を整理した折に捨てられずに

持ってきたものだ。

使いきれない。

昭和のバブルの頃の結婚式、葬式、送別会、法事などの

返礼品、引き出物の数々。

山のようにあった。実家に。

他に、漆器盆や、高そうな塗りのお重も5つもある。

お茶を嗜んでいた母の遺物、抹茶碗。

メルカリで売れなかったものは

今や白米🍚をもる器になっている。

 

たまたま、重箱に赤飯を入れて持たせたら、食洗機で洗えないから

面倒くさいみたいな?

 

こんなわけで、自分で新しい食器を買うなんて一体何年ぶりだろうか。

 

しばらく、飾って愛でてから

マルちゃん正麺醤油味と

ロールキャベツを入れてみよう。

 

死んだら、これらを誰が始末するんだ、と考える。

有形物、無機物を買うときは

そればかり考える。

寂しい老人だ。