昭和おじいさんたち、燃える🔥

 

1週間前に渋滞するほど積もった雪はすっかり溶けて無くなっていた。

そしたら、一晩で、雪で真っ白。

5センチくらいかな。

 

ゴミ捨てに行ったら

出てる出てる。

町内のおじいさまたちが

一斉に除雪作業。

ここぞとばかりに、さあ、出番が来たとばかりに。

 

まだまだ筋力があるのに60〜70のお爺様たちは

退職されている方々がほとんど。

仕事に没頭してきた世代、頼りにされるのが当たり前に

仕事大好きの世代だ。

 

大した積雪でもないのに

早朝からスコップもっていきいきと作業されている。

終わった時の吐く息と微かな汗ばみが

たまらないらしく

誰もが、あの充実した表情。

もう一度、大した雪でもないのに

なんでそんなに燃えるの?

 

わたしはマンプレが嫌いだ。

女は俺たちが守ってやってる。どうせ女だろ。

という思想の中で長く生きてきた自分は

昭和のじいさんたちが嫌いだ。

ジーパンにTシャツやポロシャツをインしているのを見るのが嫌だ。

ポロシャツの襟を必ず立てるおじさんを見るのが嫌だ。

だから目を逸らす。

父を管理職につけるため母は仕事を辞めさせられた。

暗黙の了解みたいな時代。

陰で泣く母を見て育った。

トラウマだ。

中学生の頃、

職場から帰ってきて

寝たきりの義母の世話と夕食作りを忙しくしている母を尻目に

晩酌している父に

「同じく仕事をしているのに、どうしてお父さんは

家のことをしないんだ。」

と食ってかかった。

父は

「日本はそういうふうになってるんだ!」と言った。

へっ!

マウントをとりたがる、マンプレ、頼られたい、褒められたい、

仕切りたい

昭和男やめてくれ。

西公園を散歩してる昭和のじいさんたち、子犬を連れて

ご満悦だ。