引き返してばかりだ🚲

水が少ない〜

さくらんぼサイクリングロードを寒河江川上流へ

漕ぎだす。

寒河江川の水の少なさにびっくり‼️

最上川はもっと少ない。

何を釣っておられるのか

鮎か?釣り人多し。楽しいんだろうな。

水温が高すぎて鮎さんが死んでしまうそうだ。

これから年々こうなるのか。

中洲が大きく占めている川の中。

 

西川町のサイクリングロード終点まで行ってみようと漕ぎ出したが

楽しくない。

体力がなくて帰りに辛くなるのが心配。それが根底にあるようだ。

やっぱり引き返した。

最近こんなことばかりだな。

 

同じ道を引き返すと疲れるからと

違う道へ。慈恩寺へ。

少しの激坂を喘いで登る。

 

間も無く、慈恩寺三重塔がいつものようにどっしりと姿を現した。

 

だたただ、何百年もそこに在るのみ。

 

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父の介護といっても誇れるほどの介護はしていない。

仕事と父の世話は全く両立しなかった。

ものすごく綺麗好きだった人が

着替えもせず、食べたものも出しっぱなしになって、カビが生え放題。

そうしているうちに、歩けなくなって、リハビリだと騙して施設へ入所。

家へ帰る、俺は大丈夫だ、と主張して納得せずに

あらゆる手を使って父は在所を拒み、帰宅を要求した。

這ってしか移動できないのに。

虚しかった。辛かった。泣いた。誰が入所させたいものか。

所員は、本人が納得せずに入所は無理だと私を責めた。

仕事を辞めて介護すればよかったのか。しかし1人で父を抱えるなど全く無理。

そして、私には私の人生があった。仕事を辞める選択肢はなかった。

 

父を見ていて、何が辛いって

自分もこうなるのか、生きて自分の老いを認識して

それでも生きるしかない、自分だってそうなるんだと。

生きるってなんなんだ、人の一生って苦しむことか?

ネガティヴ人間の自分には辛い現実だった。

 

なるようにしかならないんだけれど。

 

結局、父は入院し、点滴を外すからと

手足をベッドに繋がれて過ごした。

自分は嫌だな。繋がれて、生きたくはないな。

いざとなったらお父さんに人工呼吸器つけますか?

ドクターから選択を迫られる。

いのちの選択権は私にあった。

眠れぬ日々を過ごして泣いた。

早くに家を出た兄が恨めしかった。

彼は死に顔だけ見に葬式に帰ってきた。

そこまでの地獄は全く知らない。

わたしは父も母も、その死を身近に見てそして見送った。

綺麗に死んでいくなんてない。あれはテレビドラマだ。

 

あー泥沼だー

おやすみなさい。

明日はどこに行こうかな。

いい天気でありますように。

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