断捨離ブームはまだ続いている。
ついに捨てることにした。
40代までの大事な大事なレガシー。
丸めたものはわたしの作品たち。
父の遺品を整理した時、なにが辛いって
父のアルバムと作品を捨てる時だった。
溢れるばかりの油絵作品の数々。100冊の写真アルバム。
行き場がない。
絵なんて、好みの世界だから
素人画家の作品は、ゴミにしかならない。
取っておけば?
我が家の壁にこれだけの数の父の絵を掛けたら
もう、空壁はなくなる。
遺品整理。
山形市立谷川リサイクルセンターに何度も通う日々だった。
わたしは、山形市立谷川リサイクルセンター♻️
を 🌠 聖地 🌠と呼んでいる。
父の絵を燃えるゴミの炉中に入れる
大きな穴に入れるときは、泣いた、泣いた。
係のおじさんに、大丈夫か、と聞かれるほど泣いた。
自分の娘たちにはこんな思いをさせたくない。
だから、自分で捨てに行った。
ギリギリまで悩んだけれど。
係のおじさんに訳を話して
写真を撮らせてもらった。
おじさんは
「大丈夫ですか。10分後には粉々になりますよ。」
と優しく声をかけてくださった。
階段にあがって、穴の中まで撮影させてもらえた。
わたしの青春が消えていく。
最後に穴に向かって
「さようなら〜
ありがとう〜」
と叫んだ。
おじさんが言った。
「ご苦労様でした!」
他にも30年使っていたパーテーション、エアコンプレッサーなども捨てた。
それにしても山形市立谷川リサイクルセンターのみなさんは
ほんとにていねいで、やさしい。
ありがたい、ほんとにありがたい。
何度、精神的に救われたことか。
こういう仕事人でありたい。
さて、
次はなにを捨てようか。
おしゃれな紙袋🛍️やお菓子缶、パッケージ
おしゃれなコーヒー豆の袋
ビン類、花瓶、プラスチックポンプ容器
アルミダクト
メルカリに出しても売れないミニチュア飾り用chairいっぱい
しがらみ