悪の園へ🚲

自転車でちっと離れた園芸店へ

突然の思いつき。

 

30年前に、

わたしの庭は園芸店と間違われるほどに

ナイターと称して工事用ライトを庭につけて仕事をするほどに

ガーデニングに没頭していた。

毎週2万くらいお金を使って

土や苗や、肥料や、鉢を購入した。

楽しかった。

30年前の庭↑

 

今は見る影もない。↑

それでも、花好き、植物好きは変わらない。

歳をとって、重い土を運ぶことができなくなった。

膝や腰が痛くて除草などの仕事が苦痛になった。

そして何より、温暖化か、

以前はいなかった黒い蚊がブンブン飛んでいて

刺されまくって、庭仕事が億劫になった。

蚊対策に、長袖、長ズボン、ネット帽子、手袋、長靴にいちいち着替え

蚊取り線香を腰にぶらさげる。

そうでもしないと庭に出ることができなくなった。

水を撒くだけでも3カ所は刺されて七転八倒するこの10年の変化。

服の上からでも平気で刺してくる、黒蚊の根性。

鉢植えは処分したり、地植えにしたりして

極力宿根草ガーデニングに切り替えてきた。

 

宿根草なら水撒きもいらない。植えっぱなし。

水をやらないと枯れるような過保護植物は要らない。

 

というわけで、今日、買ってしまったお花たち。

 

出羽園、というところ

娘たちが小さかった頃、連れて行こうとすると嫌がった。

お母さん、2時間は出てこなくなるから

花に取り憑かれるというのだ。

よって、以来、命名、「悪の園」

 

悪の園、もう、誰も一緒には行かない。

1人で花たちに呪われて至福の時を過ごす。

わたしはここに住みたい!

 

庭に馴染んで、根付いてくれますように、と

買ってきた植物に話しかけながら定植。

 

夕顔 大好きだ。

タネを発芽させるコツも掴んだ。

久しぶりの夕顔が今から楽しみ。

女の人が真っ白いフレアスカートを履いてくるりと回ってダンス。

その時のスカートのような大輪の花が咲く。