タネを土に埋めて、発芽したのは半分。
本葉が出るまでポットで大事に育て、ある程度成長したので
自立できるだろうと、地植えしたが
伸び悩んでいたのは8月初旬。
水不足で萎れて、枯れるんじゃないかと心配した日々。
しかし、盆を過ぎたあたりからガンガン蔓を伸ばし始めた。
ところが花芽はいっこうに見えず、葉ばかりが茂る茂る。
土が合わなかったかと、イライラした日々。
そして猛暑の続く二十日を過ぎたあたりから
突然大きな白い膨らんだものがつき始めた。
キター!
いよいよ待望の開花!白いフレアスカートのダンサーとご対面か
と心躍らせたのも束の間、開花は夕顔の夕方ではなく
暗い夜であった。😨
一度だけ開花を見たが それ以降 外に出るのが億劫で
咲いているだろうに見ずじまい。
かくして、7時といえばもう店じまいに入るおばさんは
夕顔の開花を見ることなく、
朝に、しぼんだ花の残骸をいくつも数える虚しい日々。
昨晩
意を決して、だるい体に鞭打って
夜7時
長袖シャツを羽織り、長ズボンに履き替え、ネットの帽子をかぶり
腰に蚊取り線香を巻いて
完全なる蚊防御で、ーめんどくさいー
暗くなった庭に出た。
オー、咲いている咲いている。
ごたいめーん。
こんばんわ、夕顔さん
芳しく、上品な香りがしてくる。
写真撮りまくり。
直径は、手のひらくらい🫲
半開きのを無理に開いたら、破れた。
来年は、わたしの部屋の窓の手すりに
ツルが伸び開花するように、地植えするところを工夫しよう。
夜桜見物のように、夜顔見物と洒落込みたいものだ。
蚊さえいなければ、毎晩でも愛でるのに
悔しい。
わたしは蚊に愛されるタチらしい。