桜の穴場を教えていただいたので、自転車で行ってみた。
中山町豊田小学校わきの山道を少し登ると、小学校の観察園がある。
そこが小さい桜並み木になっている。
桜の本数は少ないけれど、濃いピンク白いピンク、淡いピンクと三色の色が絶妙だ。
周囲を森に囲まれ、下から爽やかに風が吹き上げる。
ちょうど花びらが散り始めた。
静かだ。少し下には車が通る道や集落、まだ水の入らない水田が見える。
落ち着いた静かなさくらの里。
風が心地よい。
わざわざ教えてくださった方にありがとうございますだ。来年から常連になりそう。
30度近い暑さになったということで、今後が思いやられる山形市。
午後3時を過ぎると、風が吹き始め、盛りを終えようとする花びらを 吹雪のように舞い上がらせた。桜吹雪とはよくいったものだ。
美しい日本のことばだ。
Mさんから連絡が来た。
自宅の100年の桜がもう散り始めてるから、早く、観に来て、
とのこと。
夕方から出かけると、風で花びらが降り始めた。
庭先で、桜の大木を見上げながら、コーヒーをいただいた。
テーブルの椿もムスカリもちょこっとが素敵だ。
こんなに美しい桜の木もその存在をこんなに愛でてもらえるのはこの時期だけ。
まあ、そんなこと、桜はどうでもいいだろうけれど。